九州蒸気カイギ Vol.2
はじめに
2023.3.19.sun
『九州蒸気カイギ Vol.2』
私にとっては人生初の、
そしてワイルドカフェさんでの最初で最後のスチームパンクイベントに行ってきました。
あれからだいぶ時間が経ってしまいましたが、改めてまとめてみようと思います。
今はもう存在しない空間だなんて、信じ難いですね。
まさに夢のような時間でした。
目次
到着
お昼頃、会場に辿り着いて最初にしたことは看板の撮影です。
初めて利用する移動手段だったので、当日は到着するまで本当にずっと不安でした。
案の定手続きの段階で失敗しており到着直前でそれに気づいて大慌てしましたが、なんやかんやどうにかなって助かりました。
不安を抱えた中でやっと辿り着いた会場では、外までワイルドなBGMが漏れ聞こえていて…。
安堵で目が潤んじゃいました。お恥ずかしい。
入場
イベント参加者であることを伝えると、スタッフの方が案内してくれました。
Twitterでフォローしている方々や会場の素敵な装飾を前にして動きがぎこちなくなっていることを自覚して、必死に落ち着きを取り戻すよう努めていたことを覚えています。
全てが初めての私には無理な話でしたが笑
コスチューム
当日着た衣装は、1ヶ月前からちまちま準備してきたものです。
軽く紹介しますね。
郵便配達員の青年をイメージしています。
細かい設定もありますがここでは割愛。
キャスケット、ゴーグル、手袋、革製ベルト、マスクカバー、手紙束、名札、鍵のネックレス、歯車の飾りピン。
名札は設定しているキャラクターが仕事で身につけるものですね。
元々持っていたものから一から作ったものまでさまざまです。
夜更かしする日もあって、翌日の仕事に影響した時もありましたが準備期間も楽しめましたよ。
案内してもらった更衣室で、興奮と緊張で震えながら着替えました。
店内
出入り口から最奥、床から天井、お手洗いに至るまでワイルドな装飾が行き届いています。
そして基本的に会場にあるアイテムはどれも途轍もなく大きいです。
鳥籠、碇、コンテナ、骸骨、車、金属製の家具、木製の家具…。
初めて見るものばかりで情報過多でしたね。もうある種のテーマパークのようでした。
動画も写真もたくさん撮りました。いつかマイクラで再現したいです。
食事
メニュー表にある料理はどれもボリューム満点で美味しそうでした。
シェア向きの料理ばかりでしたので、初対面の方々3人とシェアして食べることになり、お互いの趣味のお話しをしつつ楽しく食事をしました。
注文した料理は、
SCHOP POTATO (スコップポテト)
フライドポテト&海老煎の盛り合わせです。
大きなスコップに山盛り乗せて運ばれてきました。
揚げたてなので、ポテトも海老煎もサクサク!
程よい塩加減でとても美味しかったです。
TORTUGA PIZZA (トルトゥーガピザ)
牛すじ肉のトマト煮込みもモッツァレラチーズのピザです。
季節の野菜がトッピングされ、この日は水菜と千切りにんじんでした。
カリカリ食感で軽い口当たりの香ばしい生地、噛めば噛むほど旨味が広がる牛すじ肉と程よい酸味がアクセントなトマトのソース、とろけてまろやかなモッツァレラ、彩りと食感が楽しめる新鮮で瑞々しい水菜とにんじん。
生地が薄くてソースも重たくないのでぺろりと平らげてしまいました。
こちらもとても美味しかったです!
SOFT DRINK
私はカルピスを注文。
ジョッキでたっぷりと出てきました。
普段お店であってもジョッキで出てくることはほぼないので、乾杯が豪快になって面白かったです笑
ワイルドな店内、ワイルドなBGM、ワイルドな料理。
ここでしか味わえない特別な時間だなぁと思いながら美味しい料理を味わいましたよ。
撮影
イベント参加の最大の目的。写真撮影です。
いつもTwitterの動画像でしか見たことのなかった場所ですから、心の赴くまま、ときめきに任せて写真と動画をたくさん撮りましたね。
距離的にも今回が最初で最後であることは分かっていましたので、悔いのないようにいろんな場所、いろんな家具にシャッターを切りました。
唯一悔いが残ることといえば、ここに至るまでに撮影の技術を習得しなかったことですね。
いくつか知っていても、それを効果的に使えるかどうかは別でしたね。
興奮と緊張で手元が落ち着かず、手ぶれやピントずれもいくつかありましたし。
そこは残念でしたが、それでもたくさんの記録を残すことができてよかったと思います。
参加者の方々
どの方も衣装のデザインや作りが細かく、組み合わせも多彩で、とても勉強になりました。
生来人見知りな私ですが、今回は初対面の勢いを利用して何人かの方々とお話しさせていただきました。
語彙が豊かなほうではないので変な発言もあったかと思いますが、皆さん優しく話してくださいましたね。ありがとうございました。
言葉に詰まっても落ち着いていて、こちらの質問にもしっかりと答えてくださいましたし、よく聞いてくださるし、有難かったです。
当たり前なんですが、Twitterの写真ではマスクを被ってる方もふと気づいたらマスクを取った姿をしていることがあって、見てはいけなかったような見れて嬉しいような、なんだか不思議な感覚がありましたね。
そういった人間味を改めて感じられるのも、イベントで出会うことの醍醐味なんだろうなと思いました。
帰還
帰りの時間になりお世話になった方々にお別れの挨拶をして、名残惜しくも会場を後にしました。
段々と遠ざかっていく会場のBGM。
夕陽があらゆる影を長くして橙色に染め始めている景色。
その日の充実した時間とそれらとのお別れをしみじみと感じて、なんだかしんみりしてしまったのを覚えています。
ほんの数時間前、「辿り着けるのか」「楽しめるのか」と不安で、焦りと緊張と気温でじんわり汗をかいて通って来た道を、嘘のように晴れやかな気持ちで上書きして通って帰りました。
人生初のスチームパンクイベントは皆さんのおかげで、大満足で終えることができました。
おわりに
ここでは書いていないこともたくさんありますが、『九州蒸気カイギ Vol.2』の記録は以上です。
またいつか、Vol.3が開催される時がありましたらぜひ参加したいです。
今回でイベントに少しは慣れたはずですので、次はもっと落ち着いて行動できると思いますし、今回以上に楽しめるんじゃないかなと思います。
創作の方も進めていきたいですねぇ。
ではでは。